あつなりのそれでもブログを書いている

※カナダはトロントにてワーキングホリデー中でございます。参考にして頂けると幸いです。

上海

に上陸しました。

いやいや、行き先はカナダちゃいまんの?って思われる方がいらっしゃるかもしれない。確かに、行き先はカナダのトロントである。しかし、カナダのトロントへは関西から直行便が出ておらず、上海を経由しないと行けないのである。それで、今、上海の某ホテルにてブログの更新をしている次第である。

上海行きの便は関空発13時10分だった。僕は余裕を持って、フライトの3時間前に到着をした。しかし、搭乗手続きというのはフライトの2時間前くらいにならないとしておらず、変に待ちぼうけを食らってしまった。しかも、荷物が荷物なので待ちぼうけをするだけでかなりリスクを感じる。いつ何時ひったくられるかわからないからである。

よく遠足は行って、家に帰るまでが遠足というが、僕の場合はカナダのトロントのホームステイ先に到着するまでが遠足である。いわば、今はまだ道半ばの状況である。とは言え、中国に入国し、ホテルにチェックインするという第一関門は突破したのである。明日からのカナダに入国し、ワーキングホリデービザの証書らしきものを交付してもらうという第二関門を突破できるかに全てがかかっているのである。でないと、今までの苦労、そして会社を辞めたという事実自体が水泡に帰してしまうのである。それだけは何としても避けたいところである。

ところで、最近はカナダやアメリカに入国する際は電子認証というものが必要になってくるらしい。そのことを知らなかった僕はいつものように搭乗手続きをしようとしたところそのようなことを言われたのでかなり焦った。その時、僕の中の心拍数と胸の鼓動が高まったことは言うまでもない。それくらい今回の渡航については、自信がないのだ。今までの観光ビザでパスポート一つで入国できた海外旅行とはワケが違うのだ。そのことを重々承知しているからこそ、妙に不安に駆られているのである。

そして、電子認証というものを当然のごとく行っていないし、寝耳に水の話しである。そこで、事情を説明した。とりあえず、このような書類を以って、ワーキングホリデーで渡航しますよと。すると、時間がかかったものの納得して頂いたようでどうにか搭乗手続きを行うことができた。しかし、明日も同じやりとりをするとなると一筋縄ではいかない気がする。説明する相手が中国人だからである。当然のごとく日本語ができないことは目に見えている。

果たして、無事、中国から出国し、カナダに入国できるか。不安は募るばかりである。

不安と言えば、預かり荷物の重量も懸念材料であった。なぜかというと、制限重量を超えている恐れがあったからである。重量は23㎏までなのだが、僕が預けようとしている荷物はスーツケースと趣味で満たされたバックパックの2点であり、計30㎏程になるからである。但し、一つの希望的観測を持っていた。どういうことかというと、確かに制限重量は23㎏までなのだが、荷物一つごとの話らしいのである。荷物は二つまで預けることが可能なのである。(エコノミークラスの場合)となると、合計46㎏まで預けることが可能ということになる。こういった由が航空会社のHPに書かれていたので、書いてある内容がどういう趣旨なのかは定かではないが、合計重量46㎏という見方に希望というか賭けに出たのである。

すると、どうか。なんと超過料金を支払うことなく、預けられたではないか。どうやら僕の希望的観測が正しかったようである。少し得した気分になった。

その後、無事検問を通過し、飛行機はフライトをした。ただ、一つ誤算があった。どうやら機内は昼食付きだったのである。僕のフライト時刻は13時10分で昼食を摂るにはあまりにも遅すぎる時間なのである。だから、機内サービスの案内があっても、てっきり有料だと思っていた。しかし、忘れていたことがあった。時差である。上海は日本と時差1時間なのである。九州と同じ経度なのに時差があるとは何たることかと思ったが、フライト時間2時間20分とは言え、国境を越えるのである。そうなると当然のことながら、時差が発生する。となると、上海時間で言うと、ちょうどランチタイムということになる。これは、迂闊であった。そうとは知らず空港のラウンジでバカ高いサンドイッチを頬張っていたので、機内食が入る隙などありはしなかった。結局、周りが機内食を食べているのを尻目に僕はひたすら眠りに逃げたのであった。正直、機内食の牛肉飯はかなり興味があったので惜しいことをしてしまった。

そして、2時間20分のフライトが終わり、入国審査も何ら問題なく突破でき、ホテルへと向かった。ちなみに、日本にしろ中国にしろどこの国にしろ、なぜ、入国審査と検問の職員はあんなSPみたいな人ばかりなのだろうか。モニターで中国人の入国審査は笑顔で対応していますという由の内容が流れていたのが皮肉に思えた。

ホテルへはどうやって向かおうかと思ったが、結局タクシーにすることにした。なぜなら、荷物が多いのと、最寄駅から若干離れていたからである。それで、タクシー乗り場に行くと長蛇の列が。これは、タクシー会社は儲かってしかたないだろう。ただ、混雑具合とは裏腹にどのタクシーも中古品っぽさが否めなく、使い回しで対応しているあたりが中国らしい。

タクシーの回転が速かったおかげか、ものの15分くらいでタクシーに乗ることができた。ただ、行き先を事前にプリントアウトしたホテルの情報が書かれている用紙を元に説明したところ、何やら首をかしげたのでかなり不安になった。さらに、近くのタクシー会社の職員に何かしら話してるではないか。もしかしたら、降りる空港を間違えてホテルを予約してしまったとか。今日何度目であろうか。変な汗をかいてしまった。しかし、僕の不安とは裏腹にタクシーの運転手は何も言わず、「まぁ、乗れよ。」っていう感じに僕を誘導し、車は走り始めた。

と思いきや、しばらくして、いきなり「100元」と言ってきたではないか。どうやら、上海のタクシーは前払い制らしく先に料金を請求してきたのである。とにかく、僕はホテルにたどり着きたかったので、値段の高い安いは頭の片隅に追いやって、100元を支払った。事前に、大阪のヨドバシカメラの地下にある両替所で1万円を両替していて良かった。でないと、タクシー代すら怪しかったからである。ちなみに、100元は日本円で言う2000円程である。

タクシーが揚々と出発したのは良いが、それでも不安は拭いきれなかった。タクシーの運転手を信じきれなかったからである。果たして、きちんと目的地を把握しているかどうかを確認する術がなかったからである。そのことが余計に僕の不安を煽った。

しかし、僕の不安とは裏腹にiPhoneのカーナビアプリを元に進めたタクシーは順調に目的地に近づきつつあった。ただ、信号にひっかかったからと言って、イライラを露わにして欲しくはなかったですね。露骨に指でトントントンと叩いてたり、舌打ちしたりとか。別に僕は急いでないのイライラせんといてくださいって言いたかったのだが、そんな都合良く僕の中国検定4級程度の中国語力では頭に思い浮かばなかった。

そんなこともあったが、無事ホテルに到着したので、「謝謝。」とだけ言って、感謝を伝えた。でも、幾度に重なる不安があったので目的地に着いた時は思わず安堵してしまった。

しかし、そんな安堵も束の間の話。ホテルのチェックインが何やら戸惑っているのである。まず、最初に英語だけの僕のエクスペディアのホテルの予約の由が書いてある紙を見た瞬間、鼻で笑われた。「読めるか、こんなもん。」って感じの笑い方であった。マジか。外国語対応って書いてあったのに…。その後も名前が用紙に書いてあるにも関わらず、聞かれたり、パスポートを見られたりとここでも一筋縄ではいかなかった。海外旅行の大変さを改めて、思い知らされた。

ただ、その後、部屋に向かう際にエレベーターの使い方がわからなかったところを通りすがりの中国人に教えてもらったり、部屋の場所も掃除のおばちゃんに教えてもらったりと、親切にしてもらった。

日本と中国。表にでる横柄さとかでは民族性の違いが出ているが、芯の部分では繋がるものがあるのかなと思った。

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