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あつなりのそれでもブログを書いている

※カナダはトロントにてワーキングホリデー中でございます。参考にして頂けると幸いです。

授業初日

でした。

学生に戻るのなんて、5年ぶりじゃなかろうか。台湾で1ヶ月中国語留学をして以来の学生生活の始まりである。期間は3ヶ月である。

学生に戻って、テンションが上がったのか、授業初日はスウェットで通学をした。

スウェットと言えば、社会人時代に上司からかなりのひんしゅくを買ったことがあった。勤務先が工場だったおかげか、出勤する際の服装は私服で良かったのだが、あろうことか、スウェットで出社したことがあった。いくら私服が自由だと言えども、限度というものがある。スウェットと言えば、リラックスする時に着る服である。もしくは、スポーツ時に着るものである。要は、TPOをわきまえろという話である。僕が、スウェットで出社したことがバレた日は上司から口をきいてもらえなかった。ちなみに、そのことは会社の同期の間ではネタ扱いになっている話である。このあたりから僕の非常識っぷりは並外れていたように思える。

それ以来である。通勤や通学をするのにスウェットを着用するのは。やはり、スウェットはかなり楽である。締め付けがジーンズやチノパンと比べて、少ないし、動きやすい。トロントの街中を歩いていても、結構スウェットを着用している人を見かけるが、恐らくはこういったことが理由として挙げられるからであろう。日本では、大阪の梅田や心斎橋でスウェット姿の人を見かけたら、十中八九、学校の部活帰りである。

しかし、意気揚々とスウェット姿で出席をしたものの、周りを見ると、スウェット姿の学生が皆無ではないか。外の光景とは裏腹である。やはり、語学学校内はトロントではないというのか、それとも、文化が入り混じった結果がそうさせたのかは定かではないが、スウェット姿の学生は僕くらいのものだった。かと言って、そのことについて誰からも言及されていないので問題がないとは思われるが。外を見渡せば、大人の女性でさえ、スウェットを着用していると言うのにである。もしかしたら、スウェットの素晴らしさを世間一般的に知られていないからかもしれない。

スウェット姿に多少の違和感を感じつつ、初日の授業を受けた。時間配分を見ると、文法の授業は50分程でそれ以外の時間は会話に関する授業ばかりという構成となっている。やはり、文法とかそういうものから入るよりも実践で慣れろということであろうか。納得である。日本はまるで逆だから、そりゃ、義務教育を終えても話せない人が多いのもうなずける話である。

初日ということで授業の勝手がまったくわからなかった。何なら、もらったテキストの途中から話が進んでいるくらいであるから、何を言っているか、そして何をすべきかということがさっぱりわからなかった。ましてや、英語オンリーの空間である。何をすべきか教えてもらおうにも英語である。黙って、傍観するしかなかったのである。

でも、聞いているとなんとなくすべきことがわかってきた気がするのである。昨日のオリエンテーションで授業が難しく思えるのは仕方ないという話をされていたが、納得である。授業の流れを把握するかしないかで話の次元がまったく変わってくるということである。だから、時期尚早にレベルを下げてくださいという判断をするのは早計ということである。

とは言え、初日のテストでそれなりの成績を残したから、内容は身分相応だったように思えた。この辺りは長年積み重ねてきた知見のおかげなのかよくわからないが、結構正確にレベルは反映されているように感じた。と言うのも、文法のレベルがいきなり関係代名詞から入っていたからである。関係代名詞に関する説明は省略するとして、内容自体は日本でいう中学3年から高校1年くらいの内容である。ちなみに、宿題を出されたが、中身は仮定法の話だったから、間違いなく高校1年レベルである。丁度いいくらいの難しさであることには間違いない。

ただ、会話の授業はからっきしである。会話の授業ということもあって、よくしゃべる機会を与えられる。それはいいとして、問題はクラスメイトの構成である。なんと、8人中4人が日本人である。さっきの文法の授業でも8人中4人くらいが日本人だったから、日本に居た時にエージェントから聞いた話とまったく違うのである。狩野英孝ではないが、「スタッフ〜。」と呼びたくなるくらいのギャップである。話を戻すが、授業の最後に5分でディベートをしてくださいと言うのである。ディベート?新手のデザートかって思ったくらいだが、違う。あのディベートである。人前に立って、自説を偉そうに述べるあのディベートである。日本語のディベートでさえも怪しいのに英語なんて、絶対ムリ。と思っていたところ、先生が助け舟を出す。お前はディベートが出来んのかと?ディベートのやり方を知っているのかと?僕の答えはもちろんノーである。それを聞いた先生は、まぁ、仕方ないから最後に回してやるから他の人のを見てやれと言うのである。やることには変わらないが、周りがやっている様子をみてからできるのはかなり安心できる。

しかし、そう思っていたのも取り越し苦労だったのか。結局、各人のディベートは行われなかった。ひたすら雑談で終わってしまったのである。もしかしたら、周りの様子を見ていると、僕と同様に英語でのディベートができないのではないかに思えた。一日の長はなかったのである。何だか、安心してしまった。

午後からは選択制の授業で僕は語彙強化の授業を選択した。これも途中からだったので、うまく流れに入っていけるかが肝要であるが、ここもいつの間にかうまく溶け込めたように思える。流石は、オレであるとまでは言わないが、それなりにうまくやっていけている自分に驚きである。レベルの設定がよかったおかげかもしれないが。

1日の授業が終わった後、アクティビティーに参加した。今日のアクティビティーはカナダ人との会話を楽しむという内容であった。意気揚々とそれなりに会話が楽しめると思いながら、行ったものの圧倒された。まったく会話に入ってこれないのである。これは、個人の性格とかそういう問題ではないのである。会話のレベルが違うのである。先ほど、レベルの話をしたが、僕よりレベルの上の人達ばかりなのである。言うまでもなく場違いである。ただ、この環境から逃げては負けだと思い、約2時間最後までしがみ続けた。

語学留学等で英語を話すし、聞かざるをえない環境に置かれた人ならわかると思うが、そういう環境に長時間さらされると人間頭痛が起こってしまうものである。一般的に知恵熱と呼ばれる類のものである。

授業中は、そこまで頭痛等はなかったのだが、このアクティビティーの時間についに発症してしまった。ネイティブの会話を理解しようとするだけでどれくらいの労力をつかったことか。恐らく頭にある当分を枯渇させてしまった程である。それでも、僕が話した内容と言えば、フィリピンに旅行に行ったことがある話とカナダ人は寒い日にも関わらず半袖Tシャツを着るのはどうしてかという正に話に深みのないどうでもいい話をしたくらいであった。参加していた日本人の中には、年功序列は嫌だっていうことを話していたことを考えるとこの落差は何なのだろうか。もう、聞き取れただけでも自分で自分を褒めたいくらいである。

という形で授業の初日が終了した。授業自体は満足いくものであったが、やはり日本人の比率が高いことはどうかと思った。しかし、その中でも女性の比率が高かったことはこの上なく嬉しかった。

あと、余談であるが、その日本人の一人にテレビで見たことがあるみたいなことを言われた。どうやら、東京タラレバ娘に出演していた平岡祐太に似ているとのことである。さすがに、「actor?」って聞かれた時は驚いた。本当にピースの綾部みたく舞台俳優でも目指してやろうかと思ったほどである。

今後どうなるかはわからないが、とりあえず独身で彼女はいないということは強調していこうかと思った。