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あつなりのそれでもブログを書いている

※カナダはトロントにてワーキングホリデー中でございます。参考にして頂けると幸いです。

カナダのATM

にキャッシュパスポートが吸い込まれた。何のこっちゃかわからん読者が多いかと思うので、順を追って説明しようかと思う。

まず、キャッシュパスポートについてである。キャッシュパスポートとは簡単に言えば、日本以外の国でも使えるキャッシュカードと言えば、わかってもらえるかと思う。興味のある方は、公式HPを貼り付けるので参照にして頂けたらと思う。

http://www.jpcashpassport.jp

そのキャッシュパスポートなのだが、カナダに来てからかれこれ3週間ほど経つのだが、使ったことがなかった。と言うのも、僕は日本から現金で10万円程カナダに持ち込んでいたので、それでやりくりしていたからである。だから、わざわざキャッシュパスポートを使って、現金を引き落とす必要性がなかった。

ところがである。昨日ホストファーザーから連絡があって、日本のエージェントのところまで行ったのだが、その時に次月のホームステイ代を払って欲しいとの由を伝えられた。急すぎる話である。寝耳に水の話である。さすがに、どこかのタイミングで払わないといけないとは思っていたが、まさかこのタイミングで言われるとは思ってもいなかった。しかも、支払期限が今日までというから更に驚きは増すばかりである。

なぜ、突然言われたかと言うと、僕のミスである。僕は、ホームステイを一ヶ月延長することにしたのだが、そのことをホームステイ先に伝えればそれでいいと思っていた。ところがである。ホームステイ先だけではなく、エージェントにも連絡をする必要があったのだ。それを見事に忘れていたワケである。だから、エージェントから来るはずの支払に関するメールが来ず、支払いについて突然連絡が来たというワケである。普通そういうことに関しては、一言確認の連絡をすべきものだとは思いつつも、契約書にその由がはっきりと書かれていたらしいので、完璧に僕の落ち度である。働いていた時は、重要な事項については、念のためリマインドメールを送ったり、送られたりしていたワケだが、そういう気配りが如何にありがたいものであるか気付かされた。

ただ、突然大金を要求されても、全く慌てなかった。なぜなら、キャッシュパスポートがあるからだ。キャッシュパスポートには日本円で50万円入金されているので、ホームステイ代を払うには全く問題のない金額である。だから、ATMで金額を引き落として、そのまま払えば終わりという実に簡単な話である…はずだった。

しかし、ひょんなことから事態は一転してしまう。何と、ATMからお金が引き落とせないのだ。てっきり僕はキャッシュパスポートの暗証番号を自分で設定していたと勘違いしてしまっており、だから、暗唱番号の不一致によりATMからお金が引き落とせなかったのである。

ただ、それが最悪だった。僕は、自分の暗証番号を打ち間違えたのかと思い、再度入れ直して、処理をし直したのだが、僕が思い込んでいた暗証番号と違うワケだから、当然のごとくお金は引き落とせないのである。それで、もう一度試してみようかと思ったところ、血の気が失せた。何とキャッシュパスポートが出てこないではないか。僕はATMの故障を疑ったのだが、エラーの表記とかは一切出ていない。完全に戸惑っているところで後ろに人がつかえていたので、ATMを譲った。使えるかどうかの確認と僕のキャッシュパスポートがもしかしたら、出てくるかもしれないという期待のためである。ATMで人がお金を引き落とす様子をまじまじと確認している。側から見たら、犯罪の匂いがプンプンである。でも、それくらい切羽詰っていたのも事実である。しかし、ATMは普通に使えている上に、僕のキャッシュパスポートは出てこなかった。

この事態を飲み込めないというか、納得できなかったので、店員さんを呼んで、事情を拙い英語で説明をした。すると、話が通じたのか一応説明はしてもらえた。細かい理由まではよくわからなかったが、カードは戻ってこないということだった。今思えば、だが、この話を聞き出せただけでも僕の英語力は大したもんであると我ながら思ってしまう。

ただ、これにはどうにも納得できなかったので、エージェントの人と一緒に店員さんに事情を聞くことにした。曰くは、カナダのATMでは最近厳しくなっており、キャッシュカードの類で暗証番号を2回間違えると、カード自体ATMに没収(吸い込まれる)されるとのことである。話を聞いていて、わからなくはないが、あまりにも厳しすぎやしないだろうか。日本であれば、同じ事態が起これば、その日の間はそのキャッシュカードが使えなかったりする程度であるが、カナダではまさかの没収である。没収したところで何のメリットもないだろうと思った。でも、郷には郷に従えというかその説明には納得せざるを得なかった。一応、今回だけは特別にATMのメンテナンス時にカードを回収できれば、連絡するから取りに来いということで話をつけることができたが、あまり期待できないのも事実である。実際、その日の晩に連絡すると言われていたのに、結局連絡が来なかったワケだから。でも、そこまでの話に持っていけただけでも、エージェントの人には感謝である。しかも、この事情を考慮して、ホームステイ代の支払いを来週の月曜日まで延長してくれるワケだからありがたいこと極まりないのである。

そして、事務所への帰り際に言われた一言が印象的だった。

「こうして、一つ一つ勉強していくんだよ。」

その人は、海外生活が長く転々としていた方なので、数多くの失敗をしてきたのだろう。その経験からそういう一言が出てきたのだろう。正に、生き字引である。そして、こういう失敗は情報として共有すべきだと思い、ブログのネタとして書いている次第である。「こいつ、マジでドジやな。」と思われるのを承知の上でである。

でも、こういう失敗を通して、人というのは前に進んでいくのであって、ここでいう体験も日本では考えられない話なので、勉強になったことは間違いないのである。

とりあえず、今後は暗証番号の類には十分気をつけようかと思う。少なくとも、面倒臭がらず、久しぶりに使う、もしくは初めて使うカードについては、確認の作業は入れていこうかと思う。

 

余談ではあるが、キャッシュパスポートをATMに回収されて、焦っていないの?と思われる読者がいらっしゃるかもしれない。支払い期限が来週の月曜日に先延ばしになったとは言え、お金を用意できるアテはあるのかと。安心してください。実は、キャッシュパスポートを運営している会社がこういう事態を想定してのことなのかは定かではないが、スペアカードを用意していたので、それを使えば現金を引き降ろせるのである。この辺り、妙に気が回っているなと思ったりもしたが、恐らくは海外では、盗難、紛失以外でもこういうトラブルが多いことを想定してのことだと思われる。スペアカードなんて使う機会あるんかい?と思いつつも、早速使う羽目になってしまい、情けなくなってしまった。