あつなりのそれでもブログを書いている

※カナダはトロントにてワーキングホリデー中でございます。参考にして頂けると幸いです。

電話

がかかってくることだってあるのである。だって、そこに受話器があるのだから。

今日も、店に直接電話がかかってきた。そんなに頻度は多くないのだが、たまにかかってくることがある。それは、取引先だったり、お客様だったり。大体電話を取るのはサーバー(注文を承る人)の仕事なので、キッチンの僕としてはあまり取ることがないのだが、その時は、お客様が混み合っている時間帯ということもあって、誰も取れる状況ではなかった。

というわけで、僕が取ってみたのである。中々怖いもの知らずなことをするなと我ながら思う。しかし、話している内容がほとんど理解できなかった。電話回線越しということもあって、余計に音質が悪いのがそうさせているのか、とっさに理解することができなかった。確か「Can you pick it up?」って聞かれたことは覚えている。ただ、言っている意味がわからない。その「it」って何ですの?っていう話である。そして、pick upと言えば、日本人の感覚からすれば、人をピックアップするとかそういう意味合いで思ってしまうのだが、状況にそぐわない。

意気揚々と仕事ができるところをサーバーの女子達に見せたかったのだが、渋々あきらめて助けを求めた。その代わりに出た子もサーバーの日本人の女の子なのだが、その子は流暢にやり取りしているので驚いた。目の前で英語力の差を見せつけられると、妙にショックを受けてしまった。おいおい、こっちに来て、早5ヶ月が経つのにまだこの程度かよ、と自分自身が情けなく思ってしまうほどである。

結局は、店の商品を窓口でピックアップできないか?とかそういう話だったらしいのだが、うちは残念ながらUber Eatには対応していないのである。他を当たれという話である。

そして、帰り際、マネージャーとの車の中の会話でこんな話をした。サーバーは英語力ができる人がいいと。キッチンはそうでもないが、サーバーお客様のやり取りが複雑だから、絶対に英語ができる人がいいと。大概の人にとっては、恐らく逆に思ってしまうだろう。つまり、キッチンの方が英語でやり取りできることが重要であって、サーバーは日本人対応が多くて、そこまでの英語力が求められないのではないかと。確かに、普通のジャパレスはそうだと思う。そこまで、お客様が料理についてリクエストを出してくることはそうはないからだ。ただ、うちは違うのである。お客様からラーメンに対して色々リクエストをしてくるのである。例えば、ネギを抜いてくれとか、オイルを抜いてくれとか、薄味にしれくれとか。そういう多種多様な要求に対応できる英語力が必要となってくるので、うちはジャパレスと言えども、特殊と言えそうである。だから、マネージャーの考えとしては、なるべく英語ができる人を雇いたいとのことであった。実際に、最近入った新人のサーバーの子は現地の韓国系カナダ人である。しかも、大卒で大学の専攻はHouse science(家庭科学?)らしい。

中々英語力が上がらない(恐らく先天的なものと思われる。)自分に焦りを感じた1日であった。