まず、一言言わせて頂きたい。
シドニーを出ることには間違いない。
それは、もう絶対だ。
なぜかと言われたら、単刀直入に言えば、シドニーが嫌いだからだ。
ここまで住みにくい街とは思わなんだ。
そして、アジア人がここまで人を陥れようとしてくるなんて考えもみなかった。
考えが浅はか過ぎたし、トロントと同じ感覚で来てはダメでしたね。
猛省。
それは、さておき。
シドニーを出てからどうするか。
ファームステイをしたいという話を先日のブログでも書かせて頂いたが、ちょっと考えさせて頂きたい。
というのも、ファームステイできちんとしたところに行けるかどうかっていう確証がないからだ。
某プレスに載っているファームステイの求人は論外として、仮にHarvest Trailというサイトから見つけたファームであっても、油断はできない。
現地に行くまでの交通手段をどうすればいいか。
現地に着いた後のアコモデーションは保証されているのか。
保証されているとして、アコモ先の住環境はどうなっているのか。
ベッドバグとかGが出てきて、住環境としては最悪ではないだろうか。
周辺地域はどうか。
スーパーはきちんとあるのだろうか。
等々。
こういうことを考えると、ネットだけの情報を頼って、ファームに行くのはすごくリスクを感じつつある。
そこで、だ。
シドニーを出てからの選択肢として、アデレードに行こうかと思う。
なぜに、アデレードかと言うと、単純に日本人が少ないからだ。
どこかのブログで書かせていただいた通り、シドニーは日本人がすごく多い。
街に出れば、どこかで日本語が飛び交っている。
そんな街である。
はっきり言って、海外に来てまで、そういう環境で生活したくないんですよね。
別に日本人が嫌いとかそういうわけではないが、日本と同じように日本語を聞くのはどこか違うし、まして、日本人と働くのもどこか変な話。
そこで、どうするか。
単純に日本人があまりいなさそうな街に行くべき。
かつ、そこそこ大きな街。
ということで、ネットで探し当てたのがアデレードである。
とは言え、アデレードに行けば、順風満帆に行くかと言われれば、そんなわけではない。
むしろ、不安ではあるし、リスクはある。
なぜかというと、仕事が見つからない可能性があるからである。
日本人が少ないということは、某プレスには求人がほとんど載っていないということである。
それは、実際調べてみたから、本当にその通りだった。
あるのは、アヤシイファームに来て下さい的な求人ばかりだった。
だから、ジャパレスがあまりない分、日本人のワーホリワーカーでも雇ってくれるところが本当にあるのかどうか不安である。
多分、雇ってもらえれれば、ローカルな環境、ローカルな給与が保証されるんだろうが、そこまでたどり着けるかどうかである。
ちなみに、Gumtreeっていうローカル向けのサイトも調べてみたが、同じく求人が皆無に等しいくらいなかった。
人口としては、100万人を超える州でそこそこ大きい街のはずなのに、ここまで求人が少ないのは少し不思議に感じるくらいである。
調べてみたら、仕事探してます的な書き込みがしてあって、本当に求人が少ないんだなと思ってしまった。
実際はどうかわからないが。
もしかしたら、レジュメをばら撒きまくれば、案外、見つかるのかもしれない。
というか、むしろそれに賭けたい。
それで、アデレードに行ってからの当面の生活費としてどれくらい必要かと考えたら、大体予算として、1500ドルくらいは必要かなと思う。
それくらいあれば、最低1ヶ月は持ちこたえそうだからである。
ただ、今の生活で9月までに1500ドルを稼ぐのは正直、厳しい。
ちなみに、シドニーを出て行くのは9月の予定である。
だから、それまでにそれくらいのまとまった金が欲しいところであるが、それを作るのが中々に茨の道だったりする。
まして、なぜか知らないが、来週の回転寿司屋のシフトが少なめだったりして、仕事を始めて1ヶ月経つのにシフトが未だに安定していなかったりするからである。
生活を保証するという考えはなさそうである。
悲しいことに。
では、どうするか。
日本の口座にある貯金を食いつぶしていくしかないでしょう。
そして、それで浮いた金がそのままドルとして確保できる。
そうでもしないと、残り1ヶ月半で1500ドルなんて到底無理に思えてくる。
とは言え、デポジットで360ドルは返ってくるから、実質1000ドルくらいあれば、御の字ではあるが。
ざっと、思っていること、考えていることを書いたが、端的に言えば、シドニーを出て、アデレードに行く。
それだけである。
ファームステイよりもアデレードに行く方がリスクは低いはず。
シドニーに滞在するのが一番リスクが少ないのだが、何回も言うが、僕はシドニーが嫌いである。
だから、出て行きたい。
そして、そのための資金としてシドニーを出るまでひもじい生活、かつ、日本の貯金を食いつぶしていかないといけない。
そういうわけである。