日報あつなり

※カナダはトロントで1年間ワーホリで過ごした後、オーストラリアのシドニーで半年、アデレードで半年ワーホリをした後に日本に帰ってきました。。ブログを書いている内に「車窓」っていう言葉がぴったりだと思ったので、タイトルにしてみました。この「車窓」は中々に面白い…のかなぁ。

ナンパ

ナンパと言えば、道端に歩いている女の子に声をかけるのが一般的と思われる。

でも、そんな高度なコミュニケーションなんて僕にはできない。

そういうのは中高という思春期の時期に鍛えられるものであって、思春期は友達いない芸人として息を潜めて生きてきた僕にとっては無縁の話。

では、どういう話かというと、端的に言えば連絡先の交換である。

具体的に言えば、さらっと僕の連絡先の書いた紙を相手方に渡す。

ただ、それだけである。

僕は過去に日本で一回だけこの手法を使ったことがある。

しかも、日本から出国する予定の4ヶ月前にである。

何をトチ狂ったのだろうか。

それとも理性を抑えきれなかったのだろうか。

そのこと連絡先を交換するよう試みてしまった。

その時はLINEのIDを教えたのだが、相手から一向に連絡がこない。

見事に失敗したと思いきや、その一ヶ月後に会うとどうやら僕がLINEをブロック設定していたため、僕のIDを見つけられなかったとのことである。

要は、成功したのである。

ただ、それからどうなったかと言われたら、大した進展もなく、そのまま僕は海外に出て行ってしまったため、それっきりである。

それ以来である、この手のナンパを試みるのは。

相手はベトナム料理屋の店員さん。

はっきり言って一目惚れであるというのと、相手が僕の本名を聞いてきたところに妙な縁を感じたからである。

オーダーを取って名前を呼ぶ際に、僕は自分の名前が発音しにくいため、イングリッシュネームを使っていたのだが、その子は僕の本名、日本名を聞いたてきたのである。

これは、すごいと思った。

こんなことありえるんやと驚きが隠せなかった。

という経緯で連絡先を渡すこと手はずになったのである。

連絡先を渡すと、「Do you need a job?」と聞かれた。

どうやら、職を探しているのと勘違いされたらしい。

「いいえ、私は別のレストランで働いてます。」、と伝えた。

すると、変に食いついてきて、どこのレストランかを伝えると、奇遇なことにその子は僕の働いていたレストランの元従業員なのであった。

さらに驚きである。

心拍は高鳴る一方である。

相手は、オーナーの名前とか社員の名前とか知っていたので、間違いなくそのレストランで働いていたのである。

これは、絶対に脈アリだろう、と思っていた。

が、結果、未だに連絡は来ずである。

ちなみに、連絡先というのは僕の電話番号である。

電話番号を間違えたのだろうか。

いや、そんなはずはない。

だったら、結局は脈がなかったということだろうか。

あっちは自分の名前まで教えてくれて、これから仲が発展していくと思いきや、そうはならなかったということだろうか。

いくら偶然が一致しても、それが恋愛に結びつくとは限らないということである。

そういうのを運命と思い込んで、うまくいくと勝手に思ってしまうのは、あくまで主観者側の考えである。

実際はそこまで甘くはないのである。