日報あつなり

2017年3月に5年間、大阪の某製造所で事務系の仕事したのちに、カナダに1年、オーストラリアに1年ワーキング・ホリデーで海外生活してました。2019年8月よりフィリピン生活開始。※基本的には毎日更新します。

最低賃金

が上がった。今年の1月から。トロントの。11.4ドルという日本でいう、東京の最低賃金に匹敵する賃金から、14ドルという日本の東京の最低賃金を置き去りにするかのごとくのジャンプアップである。こんな話を聞くと、労働者からしたら嬉しいことじゃないの?と単純に思ってしまいがちであるが、そうではない。一つは、物価がそれに連れて徐々に上がっていくこと。もう一つは、結局は手取りとしてはあんまり変わんないのではないかと言うことである。

と言うのも、今日はチップの支給日で、チップの支給金額が明らか売り上げと比例していないのである。過去のデータと比較しても、明らかもらっている額が少なくなっている。いくら、チップが今年から能力制になったと言っても、この下がり幅は異様さを感じる。というか、能力制であっても、僕の職場における絶対的な信頼感からすると、もっともらってもいいのではないかと内心ワクワクしていた。だが、しかし結果はまさかの減額である。思わず、訴えてやろうかと思ったが、絶対賃上げの影響だと思い、思いとどまった。もしかしたら、賃金とチップの仕組みが変更する際に説明された時に聞き逃していたのかもしれないし。

いずれにしろ、今月の手取りがどれくらいになるかという話であるが、結論としては、賃上げの影響を大きく受ける程上がらないように思う。正直、微々たるものではないかと思ってしまうくらいである。そのことについては、後日ブログで語ろうかと思うが、結局手取りとしては劇的なくらい増えるようには到底思えない。うまいこと、ケチるところケチっているように思えるからである。賃上げをしたからと言って、打ち出の小槌のようにお金が湧いてくるわけではあるまいし、現状の売り上げでどうやりくりするかと考えると、チップの部分をいじくらざるを得ないように思う。あとは、今まで休憩時間も賃金に含まれていたものが、含まれなくなったりとかである。そういう細々としたところでうまく、賃金を調整されていると思うと、複雑な気持ちになる。手放しに喜んでいいものではないようには思う。恐らくは、他の飲食店や美容院でも同じようなやり方で賃金のやりくりがされているんじゃないかと思われる。

では、なぜ賃金が上がったのかと考えられると、これは私見であるが、恐らくは、チップにあると思う。結構、レストランによって従業員へのチップの配当が随分と違うのである。中には、オーナーが独り占めしているような悪質なところさえもある。こういう不透明なチップの部分を公平に従業員に還元させるために、賃上げという対策をカナダ政府が取ったんじゃないかと思う。というか、憶測を書く前に、ニュースを見るなりして、調べたほうが早いんじゃないかと思ったりもする。

いずれにしろ、4月になれば、トロントから出て行く公算が高いので、その間に手取りが微々たるものであるが、増えるのは嬉しい限りである。そして、物価が上がる前に持ち逃げをするという、何とも泥棒じみた考えが頭に浮かんでくる。