日報あつなり

2017年3月に5年間、大阪の某製造所で事務系の仕事したのちに、カナダに1年、オーストラリアに1年ワーキング・ホリデーで海外生活してました。2019年8月よりフィリピン生活開始。※基本的には毎日更新します。

交渉事

ドラマでも然り、映画でも然り、交渉のシーンというのはどうにもカッコ良く写ってしまう。名探偵コナンでもカッコ良く写ってしまう。コナンでも、っていう言い方は少し失礼だな。子供向けのアニメだろうと何だろうと交渉のシーンになると、妙にシリアスになり、それだけで名シーンが産まれたり、作品に花を添えることもしばしば。

そして、今日、このトロントの一区画の小さなレストランでも交渉は行われていた。何かというと、バイトのシフトである。まず、一つは次の土曜日と金曜日のシフトを入れ替えて欲しいというもの。そして、もう一つは土曜日をなるべく休みにして欲しいということ。ちなみに、これらのやりとりは全て英語である。英語での交渉っていうだけで、かなりカッコ良く思われるかもしれないが、実際の会話は相手のネイティブの会話に対し、幼稚園児以下の英語で返しているという、何ともシリアスさとはかけ離れたようなやりとりである。とは言え、内容自体は多少のシリアスさが含まれていたかもしれないが、会話としては何とも不細工でカッコ悪いなと我ながら思ってしまう。何より、相手の言っていることをきちんと聞けないことが大きい。いつになったら、まともに相手の言っていることがわかる日が来るのだろうか。

交渉は多少は難航するものの、どうにかこちらの要望を通すことができた。シフトの入れ替えについては、相手のことを思うと、少し気が病んだ部分はあったが、それでも、こちらの要望を時には押し通すことが大事だと割り切った。ただ、まさか相手の子の最終勤務日とシフトしてしまうとは思いもよらなかった。その子、実は、来週でバイトを辞めてしまうのである。気兼ねがないと言えば、気兼ねがないのだが、少し悪いことをしてしまった。少し、引退が伸びたな、的な。まぁ、そこまで気にしているとは思わないが。

僕は、大学生の時にバイトをしたことがほとんどなかったので、こういったシフトの交代を交渉するのは初めてのような気がする。というか、大学時代、いくらお金がもらえるとは言え、金の奴隷のようなイメージしかバイトにはなかったので、働く気があまり起きなかったし、部活もやってたしで、余裕がなく、結局、バイトをしても長続きはしなかった。金の奴隷故にやらされている感覚が凄くあったからだ。でも、社会人を経験してからは、考え方がガラッと変わった。どんな仕事でもいい経験になるし、心構え次第で、バイトと言えどもやらされ仕事にはならず、能動的にできるのである。そういう考え方になったからこそ、最初の怒られてばっかの辛い一ヶ月も乗り越えられたと思う。

何事でもそうであるが、「やらされている」と感じたら本当に負けだと思う。